臨床試験事業

循環器領域

  • 血管内皮機能
  • 血圧

循環器領域 血圧

血圧

血圧は、収縮期血圧と拡張期血圧により、至適血圧、正常血圧、正常高値血圧、I 度高血圧、II 度高血圧、III 度高血圧、(孤立性)収縮期高血圧に分類されます。そして、血圧値のほかに、高血圧以外の危険因子、高血圧に基づく臓器障害、さらには心血管病合併の有無により、低リスク群、中等リスク群、高リスク群の3群に層別化されます。
血圧以外の危険因子として、喫煙、糖尿病、脂質異常症、肥満(特に腹部肥満)、慢性腎臓病(CKD)、高齢(65歳以上)などが挙げられます。高血圧性臓器障害としては、脳卒中や一過性脳虚血発作などの脳の障害、左室肥大や狭心症・心筋梗塞などの心臓の障害、蛋白尿やCKDなどの腎臓の障害、動脈硬化の亢進などの血管の障害、高血圧性網膜症などの眼底の障害が含まれます。

高血圧の分類

血圧(診察室)に基づいたリスク層別化

高血圧の管理方針

降圧目標

降圧評価 試験デザイン一例

降圧効果 評価試験例

監修:大阪大学名誉教授 川野淳先生
文責:総医研クリニック 西谷真人

ページトップに戻る